「夜のお菓子にうなぎパイ」という独特のキャッチフレーズをご存じの方も多いのではないでしょうか。静岡県浜松で人気のお土産、春華堂のうなぎパイについてご紹介いたします。
春華堂は明治20年(1887年)に創業した老舗の和菓子屋です。昭和36年に生み出したのが大ヒット商品であるうなぎパイ。地元の名産であるウナギをテーマにして作られました。まるでウナギのような細長い形の生地のには、ウナギのエキスが入っており、隠し味には少量のガーリックが入っています。
「夜のお菓子」として一躍有名になったうなぎパイですが、実は幸一社長の「一家団欒(だんらん)のひとときをうなぎパイで過ごして欲しい」という願いのもと、ご自身で考案されたのだとか。しかし、当時の浜松において夜の繁華街は全国屈指と呼ばれ賑わっていた時代だったこともあり、このキャッチフレーズを目にしたお客様は、精力増強のうなぎと結びつけてあらぬ解釈をした方も多かったそうです。
うなぎパイ6本分に含まれるビタミンAは、蒲焼き100gに含まれるそれに相当し、元気回復、夏バテ対策、視力保持などの効果が期待できるとされています。
うなぎパイはこのような包装紙に包まれていました。赤く大きく書かれた「う」という文字が印象的です。
そして小さくですが「夜のお菓子」とちゃんと書かれています。
包装紙の裏には、原材料や保存方法、賞味期限の明記がされています。
原材料は、小麦粉、砂糖、バター、植物油脂、うなぎ粉、ガーリック、フラクトオリゴ糖、ビタミンA、酸化防止剤(V.E)、香料とのこと。
包装紙を開けると赤い箱が現れます。
蓋をあけるとうなぎパイが並んで入っています。
ちなみにうなぎパイですが、密封されたナイロンに入っています。
今回は12枚入りを購入しました。
うなぎの形をイメージして作られているのでかなり長いです。
裏はこんな感じ。
個別包装にもきちんと「夜のお菓子」の文字が明記されています。
中にはパイ生地で作られたうなぎパイ。色も鮮やかです。
側面はこんな感じ。2〜3mmでしょうか。
裏面です。表面より色が薄めです。
お皿の上に乗せてもはみ出てしまいます。長いですね。
ではでは、目でも楽しんだことですので、早速食べたいと思います。
ひとくち食べるとサクッといい音がします。長いその形状は、手で掴んで食べられるのでとても食べやすいです。口の中ではシュガーの甘みが広がり、その後で隠し味のガーリックがほんのり香ります。
とっても美味しかったです。ご馳走様でございました。
うなぎパイファクトリーで工場見学ができる
静岡県浜松市西区大久保町にあるうなぎパイファクトリーでは無料でうなぎパイの工場見学ができるようです。うなぎパイの歴史を見ることができるし、施設の中ではうなぎパイを使ったデザートを食べられるカフェもあります。年間50万人以上が訪れる人気施設ということなので静岡に行く際はよってみてもいいかもしれません。(かくいう私もまだ行ったことがないので今度行ってみたいと思います)
通信販売
「『うなぎパイ』は、割れ易く発送に不向きな商品でございますので、誠に恐縮ですが、現在は、弊社における通信販売を中止しております。」とのこと。残念です。
商品紹介
商品名 | うなぎパイ |
金額 | 12本入 891円 16本入 1,188円 24本入 1,782円 32本入 2,376円 36本入 2,700円 48本入 3,564円 |
原材料 | 小麦粉、砂糖、バター、植物油脂、うなぎ粉、ガーリック、フラクトオリゴ糖、ビタミンA、酸化防止剤(V.E)、香料 |
アレルギー | 小麦、乳 |
賞味期限 | 45日 |
用途 | 大人数用(会社、学校)・少人数用(家庭) |
製造社名 | 春華堂 |
最後に
春華堂のうなぎパイ、とても美味しかったです。さすが静岡定番のお土産です。今では全国的に人気となっているうなぎパイ。私も小さい頃からうなぎパイは耳にしていました。無料で工場見学ができるうなぎパイファクトリーにもいずれ行ってみたいと思います。
その他の都道府県や海外のお土産ランキングも是非ご覧ください。